別居の妻殺害、男を逮捕／暴力受けたと事前に被害届　2008/01/21 18:57
ttp://news.shikoku-np.co.jp/national/social/200801/20080121000380.htm






２１日午後０時１５分ごろ、宇都宮市御幸本町、金子未来子さん（３２）が「別居中の夫が包丁を持って庭に入り込んだ」と１１０番した。宇都宮東署員が駆けつけ、室内で血を流し倒れていた未来子さんを発見、夫が包丁で刺したことを認めたため殺人未遂の現行犯で逮捕した。

栃木県真岡市熊倉、運転手金子隆司容疑者（４６）で、未来子さんは病院に運ばれ死亡。同署は容疑を殺人に切り替えて調べている。

２人は２００６年６月から別居。未来子さんは１８日、隆司容疑者から暴力を受けたとして傷害容疑で今市署に被害届を出していたが、同署は隆司容疑者と連絡を取っていなかったという。

今市署の海老原昇次長は「けがは２週間程度で、緊迫性もなかったので逮捕する事案ではないと判断した。対応に問題はなかった」としている。

調べでは、隆司容疑者は未来子さんの実家の１階窓を割り侵入。居間にいた未来子さんの首などを刺して殺害した疑い。